図書館で借りて読了。プラトンに語り掛ける形で主要著作の紹介をしていくという、お堅いイメージの岩波新書っぽくないスタイル。
 ここまでストレートに哲学への情熱を感じさせる本もなかなかないし、内容的にもかなり面白かった。巻末のブックガイドもなかなかの充実ぶり。
 哲学の新書というと講談社現代新書が圧倒的に優れているけど、これを機に岩波新書も対抗して良い本どんどん出して欲しいね。