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Food and Philosophy: Eat, Think, and Be Merry

　キンドルで購入。話題の幅は広いが、深さはどれもイマイチ。イマイチどころか、イマゴくらいなのもいくつか……。
　一番読みたかった味の哲学的考察（Michael Shaffer）も物足りなかった。大哲学者で正面から味について論じているのがヒュームらしいと知れたのは収穫かな。
　他は、チーズケーキのレシピ紹介が最後に付いているのが、変わり種。そのレシピの入手方法もイイ話です。
　英語は多少ばらつきはあるものの、まあ普通レベルかと。最後のウディ・アレンの文章（「ツァラトゥストラはかく食べり」、とでも訳すんですかね）は結構難しくて苦戦した。これがある程度読めるくらいにはいい加減なりたいけど、情けないことにボンヤリとしか分からなかったっす。中身がかなり面白そうなだけにもどかしい。