『ぼくの名前はズッキーニ』、『片隅』の片渕監督推薦ということで行ってみたのだが、非常に優れた作品だった。
 かなり深刻な話だけど過度に湿っぽくしていなくて、最後はじんわり温かい締め方で素晴らしい。アニメーションの動きも良いし、音楽のセンスも良いし、ユーモアもあるし、さらにダラダラしてなくて短く手際よくまとめてあるのも良い。
 年取ると、子供ものにも(自分が子供いないにもかかわらず)弱くなるね。動物ものに加えて、また弱点が増えてしまった。