数日前に21回目の『この世界の片隅に』をシネマチュプキ田端へ。やはりここの音響は優れもの。特に重低音は腹にズシンとくる迫力で、空襲シーンは怖すぎるくらい。
 そして今回は初めて音声ガイドというものを試してみる。
 視覚障碍者や難聴者には助けになることは間違いない。そうでない健常者には一長一短か。何か所か「あーそうか」とガイドで気付いたこともあるのはプラス(すずさん顔赤らめてるだとか)、どうしても意識がガイドへある程度向くので、没入度が下がるのがマイナス。
 そのせいなのか、今回は割と冷静に最後まで泣くこともなく鑑賞できた。同じ会で鑑賞していた家族連れの少年2人が終始騒がしくて集中をそがれたのもあるんですがね……。最後の「たんぽぽ」の流れる中でもうるさいから、正直ぶん殴りたくなりました。せっかくこの偉大な作品を子供に観せるという意義あることしてるんだから、親がそれとなく注意してくれれば良いのに。残念。
 あ、それとロビーに水口さんファンアートなど沢山飾ってあるので、ファンの人は少し早めに行って眺めてみましょう。