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マウス―アウシュヴィッツを生きのびた父親の物語

マウスII アウシュヴィッツを生きのびた父親の物語

 　古書店で購入。無教養なことに予備知識全くなしで、小野耕世翻訳だから大丈夫だろうと買ってみた。

　当たり。これは良いグラフィックノベル。絵がソフトなんで幾分抑えられているものの、アウシュビッツの凄まじさが十分感じられる。これだけ過酷なとこにいたら、そりゃあ晩年になっても毎晩うなされたり、異常にケチになったり、みたいな人格の歪みが出てもしょうがないよね……。

　昔のベストセラーらしいけど今は新刊で手に入らんのはもったいない。復刊しないとダメでしょう。

　ちなみに。アマゾンの値段凄いことになってるみたいだけど、私は普通の値段で買えました。