行きつけの割烹へ。

 アマダイ刺身、塩茹、潮汁、タチウオ塩焼き、天ぷらはカマス、アマダイ、トラギス、フライはホウボウとタチウオ、締めにアマダイの炊き込みご飯。

 オールタイムベスト級というアマアイの刺身は素晴らしかった。炊き込みも大ホームランの前回とはまた違う感じで、こちらはこちらで美味いのが不思議。

 これだけの品数最高の料理が出て、料金が私でも月に複数回いける水準というのは完全に基地外沙汰としか良いようがない。やはり真の芸術は狂気の中にのみ宿るのだろうか。

 その後は定期訪問のバーヘ。外から様子を除くと、お客さんは他に一人だけで密ではないので久しぶりに。緊急事態宣言後も普通に営業していたらしいが、客足は落ちたと言っていた。

 マスターとの世間話が楽しいのだが、バナナダイキリ、スイカ、利休を短時間に飲み干して早めに切り上げる。どのカクテルも絶品。

 こういった名店は何があろうとできるだけ続いてほしいし、支援金もしょうもない不味い店でなく真に優れた店にこそ行き渡ってくれれば良いのだが。