北京オリンピックが始まったというのに、開催反対の声は目立たないように見える。将来的にナチス時代のベルリンオリンピックと同じような扱いになるに違いない、邪悪な政府による愚劣なイベントに反対しないで何に反対するのか。こういう時こそ君子たるインテリゲンツィアに率先して声をあげてほしいのが、オープンレターズのようなしょうもない連中がのさばっているようじゃそれも難しいのだろう。

 少なくとも無名の一個人たる私は断固反対と主張したいし、たとえ無名の一個人でも、反対を唱えた人間もちゃんと存在したという証拠の一つとして今日の日記を記録として残したい。