図書館で借りて読了。

 アメリカヨーロッパ中国といった比較的よく聞く関連視点だけでなく、中東や中央アジアからの分析といった貴重なものも含む、各界代表者クラスの研究者による解説。我々一般人には本書レベルの解説を理解すれば十分なのでは。

 こういった本がいいタイミングで安価で出版され、それなりに売れているというのは日本へ感じる数少ない希望の芽だ。危機のあるところに救いもまた存在する、と思いたい。