キンドルで購入。久しぶりの新著。青空文庫を中心に豊富な用例を引いてくるのは、テキスト検索が容易になった現代の果実だろう。しかし語彙を増やすのは(ツールは手書きからスマホなどに変わったとしても)地道にノートを取って覚えていくしかないのは昔から変わらないか。それは面倒くさがりの私にはハードルが高い。それにそもそも高級語彙が出てくるのはどうしても古めのテキストが多いから、そういったもの読まないと覚えるべき語彙に遭遇すらなかなかしないからなぁ。
 ただ、キンドルなどだと辞書引くのがかなり楽になっているので、そのくらいは心掛けたいものだ。
 少なくとも本書を読んで理解語彙は多少増えたかな。それを使用語彙まで昇華できるように実際に使う機会があれば織り交ぜたい。