図書館で借りて読了。
 日本の困窮現場を歩く中、一番解像度が高いのはやはり専門の保育園編か。いやー日本の保育園が1人でこんなにたくさんの人数を見なきゃいけないとは知らなかった。大変過ぎるだろ。
 荒涼とした内容が続いた後のエピローグはあまりに美しい。ノンフィクションの中で詩情がふと現れる瞬間の何と素晴らしいことか。