キンドルで購入。
単行本はもっていたので再読になる。文庫版が読みたかったが、キンドル版は単行本準拠だった。
水道橋博士と町山智浩さんの唐沢俊一死亡対談で山本弘さんの名前が出て来て、町山さんが山本さんとの親交やと学会での山本さんの行動など話していたので、それについて本書の文庫版後書きで触れているということだったので購入したのだが残念空振り。本屋で見てみるか。
再読してみて多くの文章から感じられるのは、山本さんの真っ当さ・教養、柔らかい正義感など。特に亡くなられた後に読む家族についての文章は一段と胸に迫る。
本自体はあとがきや解説を集めたものなので、全く山本さんの関与した本に接したことがないと楽しめないものではあるが、家族のエピソードだけは万人向けだろう。
大病した後に亡くなられてしばらくたつが、もっと元気で沢山活躍して欲しかった。改めて残念というほかない。