図書館で借りて読了。無名だが知恵ある田舎町の僧侶や牧師が話しているがごとき内容。私自身はまだ成熟しきっていないからか、天使的倫理の方に強い魅力を感じるが、ケアの倫理やロールズリベラリズムは俗世に生きるものの倫理として非常に現実的というか、優れたものだとは思う。
 タイトル通りの小著だが、(幾分説教臭さは感じるものの)ちゃんとした哲学の本かと。