万延元年のフットボール (講談社文芸文庫)

万延元年のフットボール (講談社文芸文庫)

 図書館で借りて読了。3回くらい挫折したが、等々読み通せた。
 訳の分からない自殺やら殺人やら近親相姦やらで、いかにも純文学という中身。文章もグネグネして読みにくい。でも結構引き込まれるというか、読ませる力はさすがにありますな。
 正直感動したり傑作だと思ったりはしないし、内容的に十分理解した感じもしないけど、ある程度は楽しんで読めた。
 余談。最後アフリカで云々というところで真っ先に連想したのは、『アストロ球団』ですた。我ながらアホです。