新刊で購入。もちろん、幸福をめぐる哲学的議論も良いし、後半の幸福(というより人生の意味)の3つの説の整理は、メッツの本読んだときよく理解できなかった点もきっちり腑分けしていて非常に感心した。
 ところどころ入る具体例やちょっとした余談も洞察に満ちている。『火の鳥』のくだり、難しいけどもう一度読み返して考えてみたくなった。
 素晴らしい。やはりこの人はこれから日本を代表する哲学者になりますね(もうなってる?)。