日曜日に丸の内の爆音映画祭に行ってきた。目的はもちろん『この世界の片隅に』。
 その名に恥じぬ凄まじい音。まず周囲の話し声が滅茶苦茶クリアに聞こえたこと。最初の雑踏の中の雑談や、すずさんが鉛筆を削る教室のシーンなど、「おーこんなこと言ってたのか!」と12回目の劇場鑑賞にして初めて気が付いた。蝶の葉音もハッキリ聞こえたし。
 そして、この映画のある意味最大の見せ場である、爆弾の破片、空襲、焼夷弾、機銃掃射の音は、初回鑑賞時と同じくらい怖かった。空襲ではちょっと音で劇場がビリビリ震えたんじゃないかな。
 最後もキッチリ涙涙で大感動。最後のタンポポの綺麗さはイオンシネマ幕張に少し劣るものの、それ以外は最高の音だったんじゃないですかね。
 いや〜、堪能しました。またやってください。