シアタス調布に『この世界の片隅に』18回目の鑑賞へ。今回気付いたのは、円太郎さんが楠公飯食ったとき吐きそうになってるのと、堂本さんが「もっと寄ってえやぁ。この席は寒いけぇ」と言ったときに、知多さんと刈谷さんがうんうんとうなずいているところ。隅々まで作りこんでますなぁ。
 この劇場は2回目だけど、スクリーンの大きさは最高クラスで凄い、さすがウルティラというものだが、音響的には最高ランクより少し劣る気がする。それでも、大迫力は一歩譲るものの細かい音はさすがに良く聞こえた。
 終了後は片渕監督の挨拶。昨日に続いてじんとくる良い内容でした。舞台挨拶は、映画祭や他の映画のものを除いて127回目って言ってたかな。凄いエネルギーです。働き過ぎに気を付けてほしいくらい。
 その後はサイン会。パンフにサインもらって大満足。存命の最も偉大な芸術家の1人からもらったものだからね。宝物にします。
 余談。上映開始後に結構な音量で変な音がして、座敷童が出てきた後らへんでいったん上映中断。排煙装置の故障だそうで。『ニューシネマパラダイス』の時代ならともかく、現代では珍しいですな。ある意味劇場鑑賞の醍醐味と言えなくもない。結局トラブル解消後また最初から上映し直し。いやいやトラブルが最初のほうでなくて良かったよ。中盤から後半の佳境にこんなことあったら暴動もんだからね。お詫びに無料鑑賞券もらって、さすが大資本トラブル対応も手慣れたもんだと感心した。