新刊で購入。

 監督や俳優だけでなく、カメラマンや美術といった裏方の影響や、会社の特徴などあまり取り上げられない観点からの論評も多いが、かといってマニアックで読みにくいということは全くない。それどころか、対談と言う形式も効いているのか、ものすごくテンポが良くて読みやすいし面白い。

 取り上げられている映画を観たくさせるという意味では、大成功と言って良いような高品質の良書。

 時代劇って割とバカにしてたけど、先日みた子連れ狼を始めアマプラで観られるものも結構あるみたいだし、機会があれば本書で紹介された作品観てみよう。