ウクライナ情勢が気になっていつも以上にツイッターに入りびたり。

 精神衛生上良くないのは分かっているのだが……。

 それにしても危機には本当に人の地金が出るね。ゼレンスキーのようなほとんど英雄とでも言えるような姿を見せる人間(もちろんある種のバイアスや演出や自己陶酔が絶無だとは思わない)、覚悟を持ってロシアに対峙しようとするウクライナ国民、混乱と危機に備えようとしている欧米の政治家、優れた知見を持って人々に語り掛ける本邦の知識人、などなど暗黒の中でのかすかな光を思わる希望のかけらもあれば、大量殺戮者・独裁者を擁護するチンピラ、橋下徹やトランプのような汚穢ペテン師野郎、愚劣な空語しかはきだせない似非リベラルなどのカスも大量にわいてきている。

 何となく遠い国の出来事で当事者意識はどうしても薄くなりがちだが、経済制裁だってものすごく後ろからではあっても対侵略者戦争への参加だし、ついさっきニュースが流れたトヨタ子会社へのサイバー攻撃なんて、傍観者でいることが難しいのをまさに示しているではないか。

  こういう危機の中でこそ、それこそゼレンスキーのような覚悟や言葉を指導者や政治家に期待したいのだが、我が国の首相や大臣の様子ではそれは難しそうだ。日本人はその手のモチベーター的・役者的な振る舞いが苦手なのは分かるし、何とかやってみようとしても橋本・維新的ペテンに堕してしまう可能性も低くはないとしても、今それをやらないでいつやるのか。コロナ対応の時以上にその思いが強く沸き上がった。

 そういう政治家をもてなかったのは何より我々日本人の大いなる反省点なわけだが、この先事態好転することがあるのだろうか……。