図書館で借りて読了。

 近年の進化生物学や行動経済学、哲学などの成果をふまえて、ロックの誕生から発展を人類の進化と穴ロジカルにとらえて論じる面白い視点の書。私みたいなピンカー好きにはピッタリの内容。文体も硬すぎず読みやすい。戦後カウンターカルチャー史としての側面ももちろんあります。

 ある意味学者でないからこそ書けるタイプの本かもしれない。ここで論じられた内容の日本版も需要はありそうな気がする。