図書館で借りて流し読み。

 「途中体調崩してあまり本が読めていない」と書いてある年もあるが、それにしても凄い量の読書と映画鑑賞だ。

 私は自分の評価とどう違うか比較するのを意識して読んだ。特に映画は全然好みが違ってて(小谷野さんは暴力映画、ヤクザ映画大嫌い。私は好き)面白かったかな。その他、世評が高い作品への手厳しい評価や知られざる名作紹介などが良いね。

 評価だけでなく、書評対象の本の間違いや不備を指摘したりして資料性も高い。

 索引も非常に充実している。ランク索引が星5と4しかないのだけが残念。本の厚さ的に難しかったのか。星1つを逆に探したいという需要は絶対あると思うんだけどなぁ。