定例中国茶会。

 今日の目玉は、先生が香港で仕入れてきた1950年代の黒茶。これが茶葉の香りからして凄まじく、お茶も飲んだことがないような素晴らしい美味しさ。

 土のような香りのなかにほのかに花のニュアンスがある。キノコっぽい(トリュフ?)感じもするかぐわしい香りは凄かった。都合10煎近く飲んでも香りはほとんど衰えず、味はほんの少しづつこなれた落ち着きを得て強さから透明さへとグラデーションを描く変化していくのが感じさせ、最高ランクのお茶は1日かけてゆっくり10煎20煎と飲んでいくというのが多少理解できた気がする。

 煎れ方練習はこちらが慣れていくにつれ先生も厳しくなり、今日は駄目だし多かった。東方美人が煎れ方で結構味がかわるのがハッキリ分かるからねぇ。先生とはやはり差があるのが良く分かった。

 今日のアドバイスを踏まえて練習あるのみか。