アマゾンで購入。拾い読み。
一番目当ての谷口さんの論文はかなり難しい。
他のものだと、小谷野さんの文章がコンパクトにまとまっていて状況を把握するのに一番手っ取り早いか。
栗原さんのツイートから、何かが起こっていることは分かったが詳細がさっぱり分からなかった現代思想のイザコザも、千田さんの文章でようやく何が起こっていたのか把握できた。
どう考えても問題が多い「トランスジェンダー」の背景思想や活動家連中の異常さはおおよそ本書で把握できるだろう。
これはかつての「抑圧された記憶」騒動と同じ道をたどるだろうなと個人的には感じていたが、専門家の中でも同意見の人がいるようで自分の直観にお墨付きをもらった感じ。
書店への脅迫や出版妨害などシャレにならない言論抑圧が起きても、いわゆる左派連中の多くがだんまりなのが気持ち悪いし、日本の「リベラル」界隈の駄目さ加減を示しているようでゲンナリする。しょせん連中の大半何て「なんリベ」なんだよね。