2010-09-16 ■ 読書 哲学 読書 哲学 古代哲学への招待―パルメニデスとソクラテスから始めよう (平凡社新書)作者: 八木雄二出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2002/10/01メディア: 新書 クリック: 17回この商品を含むブログ (3件) を見る 「ピュタゴラスこそ、ヨーロッパ哲学の最大の源泉」(p.10)という視点が、他の記述にも(当たり前なのかもしれないが)見え隠れしている気がする。その他に関しても、無味乾燥な引用やとおりいっぺんの解説ではなく、はっきり著者の個性が出ているのではないか。 あと、個人的に新プラトン主義の中身って全然知らなかったので、勉強になった。 なかなか読ませる入門書だと思う。