九段下の寿司政というお店へ数日前に旧友と。1万円ちょいのコース。
 まず、日本酒がかなり高い。1合で1500円とな。しかも味のほうもちょっと……。料理は、煮タコ、菜の花と貝(青柳?)のお浸しみたいなやつが最初に。続いて焼いた鰆(ポン酢で食べる)。どれも普通。
 握りは、白身(何か忘れた)、酢で締めた魚(こちらも忘れた)、海老、イカイクラ、赤身、卵、トロ、穴子(もう1つか2つあったかも)。最後にゴマを付けたゴボウ。アワビを1貫追加した。ご飯は評判通り酢がかなり前面に出る味。赤身が結構美味しかったが、他は正直言ってイマイチ。最後にアサリのみそ汁。これも普通。
 せめてネタは簡単にでも説明して欲しかったけど、職人さんがほとんど話さないのはまあ別に良いですよ。しかし、最高級とは言わないまでもそれなりの値段を払っているのに、速射砲のように次から次に握りを出され、1時間どころか30分強で全部出されてしまって、かなりせわしい食事になってしまったのはとても残念。帰り際にも、早く出て行けと言わんばかりのことをボソボソと話しているが聞こえてしまったし。
 支払額からして、味もサービスも正直かなり不満。まあ、普段行く店の素晴らしさを再認識させられたのが収穫と言えば収穫かな。高い勉強代になりました。