31回目の『この世界の片隅に』鑑賞は再び土浦セントラルシネマズへ。連続で『マイマイ新子と千年の魔法』から監督舞台挨拶兼Q&Aへ。

 熱心なファンの方々と傑作を鑑賞し感動を共有した後、充実の監督Q&Aは至福の時間。70回以上『片隅』を観たというファンの方(前日の京都での監督と千住明さん対談も行ったとのこと)から「なぜこれだけ沢山の回数観ても毎回感動するのか、監督はどう思いますか?」という問いに、「名作絵本のように、それを狙って作ってます」という答えが。決して大口を叩いたりハッタリをかます方でない監督のこの力強い回答は、内に秘めた自負や情熱を感じさせるある意味感動的なものだった。

 熱心なファン同士の交流などもあり、寺内社長からは「同窓会みたいですね」とのお言葉も。水口マネージャーをはじめ、確かに何度か劇場でお見かけした方の顔もあり、終始和やかな雰囲気。

 監督の愛犬トントンちゃんも来てくれて、とても人懐こくてかわいかった。私も撫でさせてもらいました。

 来年も片渕監督映画祭を土浦で是非。必ず行きます。