キンドルで購入。
かなり流し読み気味。前半の20世紀英語圏(の一部の)哲学まとめは懐かしさを感じながら、後半の自然科学をしっかり参照する部分はより流し気味になってしまった。
結局は「哲学の知覚や客観性などの捉え方は頭でっかち。子供や動物だってある程度客観的に世界把握してんじゃん」という、ある意味もっともな発想を長々と説明しているだけで、哲学的にこれはという面白みはないような……。そういう面白さを求めること自体問題と言われそうだし、なにより流し読みだし、著者には怒られちゃうかな。
英語は普通。完全にマニア・専門家向け。今でも読まれてんのかな?クワインやデイビッドソンでも今は限られた論文しか読まれてないと、日本の専門家のツイート見た気がするし、愛好家レベルなら他にもっと面白い本はあるでしょう。