- 作者: 速水健朗
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/10/18
- メディア: 新書
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特に前半から中盤にかけて、アメリカの世界戦略や安藤百福のインスタントラーメン発明といった歴史的経緯は勉強になったし、『渡鬼』の分析なんか感心してしまいました。
ただ、最後の「ラーメンとナショナリズム」の章は、「グローバリズムが・・・」みたいなどっかで聞いたようなというか、とってつけたようなツッコミ不足がする。もったいない。
それでも全体を通してみると、十分読む価値がある本だと思います。
それにしても、やっぱりラーメンってDQN臭強いよなぁ。ラーメンポエムだとか、最近のラーメン屋のネーミングセンスだとか、私には到底許容できない。