衆議院選挙が大きな波乱もなく(?)終わった。

 自民党政権政党として問題が多いと考える人の投票先がほとんどないというのは、多くの良識ある人が指摘していたことだ。

 本来なら野党第一党立憲民主党にもっと頑張って欲しいところ、まともな経済政策もなくコロナ関連ではデタラメばかり、外交安全保障はダメダメで、マクロ経済政策は旧民主党の失敗を反省することなくなにもなしでは、選択肢としてあり得ないわけで。

  どうやったらこれだけ問題起こす人集められるんだという不祥事のデパート状態の維新、反ワクチンの令和、表現規制に急に舵を切った共産、全部だめとなると、消去法で国民民主党にならざるをえないということで、健闘したのは良いニュースか。

 なんリベ的感性のツイッター文化人や(亜)インテリの声が目立つけど、そんなもんクソの役にもたちゃしないのを、昭和のソ連崩壊前の55年体制時代散々見てきたはずなのに。現政権批判性勢力の多くの人々は過去を参照しなかったんでしょうかね。年寄りが多いはずなのに。

 何はともかく、誰が首相でどこが政権になってもいいから、おおざっぱな意味での科学(経済学をもちろん含む)に基づいた堅実かつ賢明な政治をしてくれることを祈るほかない。私が生きているうちは無理そうだけど……。