■

丸一

　昼飯抜きで夜の開店15分後くらいに到着すると、既に満席で席に着くまで15分くらい、さらにトンカツが出てくるまで15分以上待った。
　注文は2200円のロースカツ定食（ご飯に豚汁と漬物付き。おかわり有料）。評判どおりの巨大さ。衣はかなりカリカリに揚げてあって香ばしくてクリスピー。肝心の肉はというと、うーん、悪くはないんだが、特別おいしいということもなく、それなりの味。
　調味料は、塩と醤油、ソースが甘口と辛口の2種類。私はソース甘口が一番おいしく食べられた。
　300グラム食べるのは、いくら昼抜きでもさすがにきついものがあった（キャベツも多かったし）。
　食べ終わりそうなときに、たまたま隣のお客さんが「普通のトンカツ定食とロースカツ定食、何が違うの？」とナイス質問。調理してる人が「量だけですよ」と答えるのを聞いて、普通のトンカツ定食にしておけばよかったと思いました。
　店を出ると行列が出来ていた。人気あるんですな。
　300グラムを頼むかどうかは別にして、総合的な評価としては、まあまあだけど、並んで長時間待ってまで食べるほどではないというところでしょうか。
　どうでもいいけど、調理人の方、何だか職人っぽさがない「普通のやさしそうなお父さん」的雰囲気で、ちょっとおかしかった（普通人気のトンカツ屋だと職人系のおっちゃんをイメージするので）。