英国一家、フランスを食べる

英国一家、フランスを食べる

 図書館で借りて読了。日本に来る前のフランス料理修業体験記。本人は謙遜しているのか失敗エピソードを多めに書いているが、かなり成績優秀だったのを見るとかなり料理人に適正あったのかね。
 最後の実地研修、2つのお店に行ったうち、最初のロブションの店が修羅場過ぎて凄い。でもあれじゃあ訓練になんないでしょ。私は非常に不合理だと思ったが、一流レストランの裏側ってみんなあんなもんなのだろうか。
 食べ物・調理人関連の読み物としては前作と同様非常に面白く読める。結局料理人にはならずジャーナリストになったのは、今となってみれば正解だった可能性が高いですな。