キンドルで購入。

 前半部分の感情と価値判断の関係などが哲学的に掘り下げがいがある気がする。感情に認知的側面があるにしても、それが感情本体と必然的に結び付いているとまでは言えない(ヘビがいる、危険だと思う、けど危険だと感じないというのはありうるのでは)とすると、もうちょっと詰めて考えないといけないような気がする。この辺は道徳の動機づけの内在主義・外在主義の議論と同じ形になるのかな?

 読みやすく良くまとまった教科書で、まず最初に読むならコレという本ですかね。