2023-11-12 ■ 読書 アントニオ猪木とは何だったのか (集英社新書) 作者:入不二基義,香山リカ,水道橋博士,ターザン山本,松原隆一郎,夢枕獏,吉田豪 集英社 Amazon キンドルで購入。 著者によって出来の差が激しい。私が哲学愛好家だからということを抜きにしても、最初の入不二さんの文章が他に比べて圧倒的に素晴らしい。猪木の肉体や技という事実に対する確かな観察と、それに対する的確な批評が、丁度良い装飾と強い熱量で書かれている。 あとは水道橋博士が良かったかな。残念な方の人はあえて名前はあげません。