そろそろ来年度のことを考えないといけないということで、上司にワンオンワンをお願い。

 まあ趣旨は「しんどいんで楽させて」「ちゃんと放置じゃなくて私も私以外の部下もマネジメントして」「中長期で業務分担考えて」ってな話をしたんだけど、まあ性格なのかアホなだけなのか(両方だろうなぁ……)最初の要望はある程度配慮してもらえるようだが、残り2つはまともに考えていない様子。

 うーん、あまり安心できるかんじゃないな。不安感を増幅させないように、割り切る部分は割り切って、何とかダラダラやり過ごすしかないか……。

 三浦さんの本で紹介されていたので。
 21世紀以降の日本酒業界の方向性にどうやらそれなりの影響を与えたらしい。少なくともテロワール重視とでもいうような思想には共感を覚える。純米酒が良いのはいいとして、お燗の方が良いというのは私はまだ全く分からない領域なので、そこはこれから検証していきたい課題だ。
 その他日本酒に関する基本的な用語や歴史などを知るにも良い本ではある。ただ、もう少しリーダブルにしてほしいところもあった。「醪」なんて毎回ルビ振ってもらわないと読めないよ……。
 明かに具体的な人物を念頭に置いて厳しい批判をしている箇所は、はっきりと誰の度の言動(著作?)か明記すべきだ。時間をおいて読んだ私のような読者には、リアルタイムだと文脈で理解できた部分が見当が付かないわけだから。影響力があるじんぶつだからこそ、そこはちゃんとしてほしかった。
 多少古い本で、お店や銘柄の情報は記録としての価値はあってもガイドブックとしては実用性はないのはしょうがない。

 図書館で借りて読了。

 都心で普通に生活していたら普通は気付かないところに、非常に見た目が綺麗な小さい野鳥が生息している、しかも皇居や明治神宮といった例外的なアジール(も、もちろん関係はしているが)だけではない場所になんて驚きだ。

 若干擬人化描写が暑苦しくもないが、データもあるしあえて匿名にしてある生息地も詳しい人は推測できると思う。

 「新しい野生」なんて、何とも魅力的な、どこかポストアポカリプス的ニュアンスを感じさせる概念を東京という具体例を使って提示のも良い。

 カラー写真がもう少しあればなお良かったのだが。

 都市論、自然論、フィールドワーク等々色んな要素がある良い本だった。そのうちカワセミ探ししたいなぁ。

 どうも平日は午前中が調子があがらないことが多いのだが、通勤時間や季節の関係でほとんど日光に当たっていないことが効いているのではないかという気がしてきた。

 土日の晴れている日はできるだけ午前中にしっかり目の散歩をするようにしていて、明らかにそれは効き目がある実感があるわけですよ。

 時々前日に外食して、午前中二日酔い気味でダウンなんてときも、ベランダで日光浴すると頭のモヤモヤが晴れる感覚がするというのもあるし。

 春になって通勤時に多少なりとも日光浴びる時間が増えると、プラス要素になるのだろうか。

 まだまだ、精神状態に何がどのくらい影響しているのか判然としないなぁ。それ自体がある意味不安要素になるというのがまたもどかしい。

 新刊で購入。

 ごくおおざっぱなくくりでの分析哲学系の良くまとまった教科書的内容が大半。議論になる項目やこのテーマの歴史、文献案内など綺麗に整理されている。

 それはそれで充分有意義だと思うが、本書だと山口尚さんや古田徹也さんのような、このテーマの難しさと捉え難さを示す自己反省的洞察というか、メタ哲学的視点に惹かれるし、そういう部分があることが単なる教科書以上の付加価値を本書に与えていると思う。

 森岡さんを筆頭に、日本人研究者がこのテーマに関して世界の哲学界の重要部分を担っている様子も、いちJ哲学愛好家として何となく嬉しい。

 良い本です。「人生の意味」について、多少なりとも知的な人間ならほとんどの人が一度は考えたことがあるはず。それがいったいどういう問題なのか、見通しを少しでも良くしたいと感じる人なら読む価値あり。

 行きつけの割烹へ。

 活けのアマダイ刺身、イカ刺身、イトヨリ塩茹、イトヨリの出汁の出汁巻き、イカイカスミ和えとトマト、ソラマメ天ぷら、タチウオ味噌漬け天ぷら、タチウオ味噌漬け焼き、タチウオベトナム風炒め物、ご飯。

 当日釣りの、活け(しかも釣り上げたときは生きていて釣り船降りてすぐにしめたもの)のアマダイ刺身が飛び抜けた美味さ。これぞホームラン。美味しさは同じレベルのものは今後食べられるかもしれないけど、活けアマダイ刺身は超絶レアらしいから、多分もう今後一生食べられないだろうなぁ。

 馴染みのお客さんたちとも和やかに談笑し、終電帰りになってしまったが、素晴らしい食事となった。

 定期通院。

 低空飛行気味の日々を報告。普段病気のことなんて話さないから、単に報告するだけでも幾分スッキリするものだ。

 新年度になって起こる環境変化に要注意と、当たり前だが真っ当な助言をもらい、不安症状抑えるためにも心身と業務の準備を無理のない範囲でしていきたい。

 このしつこいモヤモヤ感が少しでも軽快してくれれば良いのだが……。