2021-02-11 ■ 読書 哲学 詩としての哲学 ニーチェ・ハイデッガー・ローティ (講談社選書メチエ) 作者:冨田恭彦 発売日: 2020/02/10 メディア: Kindle版 図書館で借りて読了。タイトルはポモっぽくてまたいつもの与太話かと思うかもしれないが、中身は普通の哲学史的なもので安心(というより、思想史かな)。ただ、大きなキャッチフレーズとは裏腹に哲学的考察は平板で面白くない。結論めいたものも凡庸だし(ニーチェが「お互い信頼が大事」なんて聞いたら怒るのでは?)、色んな意味で中途半端なのでは。